(株)アガツマ製(PINOCCHIOⒸ)の2015年発売、アンパンマン クレーンゲームの3代目「アンパンマンNewわくわくクレーンゲーム」です。
スイッチを入れると、自動的にクレーンをスタート位置に戻す。コインを入れるとスタート。右方向ボタンを一回、奥方向を一回ずつ、二回の操作が出来る。ボタン操作が終わってボタンから手を放すと、後はおもちゃが自動的にバケットをおろし、商品をくわえてスタート位置に戻り商品を落とす。
分解方法などは、おもちゃ病院奈良のトミーマックさんが丁寧なレポートをアップしてくれている。
アンパンマン Newわくわくクレーンゲームの修理法(パケットが開かない)
症状: バケットの前後が動かない、たまに左右も動かない。
故障診断と修理: 電池は単一3本 時々止まるという症状なので何回も動かしてみる必要があることから、修理中は電池を使わずに済むよう、安定化電源から電池BOX経由で電源供給しながら動かすようにした。

天井を外しギアBOXが見えたところ

ギアBOXのカバーを留めているネジの一つがケーブルの下にある。ケーブル止めを外す。

ギアBOXの一番上は3つのネジで止まっている

一番上の蓋を外したところ 細い線が止めてあるので、線の固定を外す。

ギアBOXは二階建て。上の段はバケットの巻き上げ機構

チェーンの巻きドラムにはラチェット機構がある。

ギアBOXの下の段には、バケットの前後、左右の動きをさせるラック・ピニオンギアを駆動するギア構造がある

上の写真、中央に写っているのが前後に動かす歯車機構、この右側に見えるのはそのモーター。
写真上方に写っているのは、左右に動かすモーター。チェーンの後ろ側に隠れて写っているのが左右に動かす歯車
左右の動きをさせるラックと組になったピニオンギア 割れている

ステンレス針金で修理したところ

時々止まるのを改善できず。
日本おもちゃ病院協会で3Dプリンタで作成した歯車を頒布しているので、クレーンゲーム用ギア6-c(モジュール0.7、9歯相当)を入手

添付書類に「仕上げをしていないので使用する側で調整すること。バリや穴径は特に注意」とのこと。
バリなどは特に気にならなかったが、割れると困るので下穴を広げることにする。軸は2.5mmΦで歯車取付部にはターレットが刻まれているので下穴は2.5mmΦのドリルで貫通させた。
左は日本おもちゃ病院の3Dプリンタ作成のもの、右側はもともと付いていたもの

動作確認: スムーズに動くが、やはり時々ギアの咬みが発生。修理不能として返却した。
後日、株式会社ワガツマのサイトにバケットが止まった時の修理法が載ったYouTubeを発見
アンパンマンNEWわくわくクレーンゲーム:「クレーンが動かなくなった。 クレーンのチェーンが絡まって下がらなくなった。 クレーンが開かなくなった。」時の対処法を写した動画
裏蓋のあけ方やギアBOXに付いた白い円盤の使い方を発見